文化祭の片づけが全部終わったころには、外はもうすっかり暗くなっていた。
教室の飾りを外して、机を元に戻して、ごみをまとめて。 にぎやかだった空気が少しずつ日常に戻っていくのが、なんだか少しだけ寂しい。
「やっと終わったあ」 美優が大きく伸びをする。
「つかれたね」 「でも楽しかった。あんたはもっと楽しかったでしょ」 「え」 「神崎くんとずっと空気甘かったし」 「そ、そんなことないよ」 「ある」
即答されてしまって、わたしは小さく赤くなる。
クラスメイトたちがわいわい話しながら帰る準備を始める中、わたしも自分の鞄を持ち上げた。 そのとき、教室の後ろの扉から神崎くんが入ってくる。
教室の飾りを外して、机を元に戻して、ごみをまとめて。 にぎやかだった空気が少しずつ日常に戻っていくのが、なんだか少しだけ寂しい。
「やっと終わったあ」 美優が大きく伸びをする。
「つかれたね」 「でも楽しかった。あんたはもっと楽しかったでしょ」 「え」 「神崎くんとずっと空気甘かったし」 「そ、そんなことないよ」 「ある」
即答されてしまって、わたしは小さく赤くなる。
クラスメイトたちがわいわい話しながら帰る準備を始める中、わたしも自分の鞄を持ち上げた。 そのとき、教室の後ろの扉から神崎くんが入ってくる。



