「少ないくらいだろ」 「多いよ!」 「三日分」 「そんな換算あるの……?」 「今作った」
ちょっとだけ意地悪そうに言って、それでも目は甘い。
わたしは思わず笑ってしまった。 つられて神崎くんの表情もやわらぐ。
こうしてちゃんと話せばよかった。 逃げないで、最初から。
後悔はある。 でも、それ以上にうれしかった。
不安になったぶんだけ、神崎くんの気持ちを知れたから。
帰り道、約束通り手をつないだ。
神崎くんの手は大きくて、あたたかい。 少し歩いただけで、もう離したくなくなる。
ちょっとだけ意地悪そうに言って、それでも目は甘い。
わたしは思わず笑ってしまった。 つられて神崎くんの表情もやわらぐ。
こうしてちゃんと話せばよかった。 逃げないで、最初から。
後悔はある。 でも、それ以上にうれしかった。
不安になったぶんだけ、神崎くんの気持ちを知れたから。
帰り道、約束通り手をつないだ。
神崎くんの手は大きくて、あたたかい。 少し歩いただけで、もう離したくなくなる。



