胸がきゅっとなる。
うれしい。 うれしいはずなのに、次の瞬間、先輩が笑いながら神崎くんの腕に触れた。
「そんなのわかんないじゃん。あたしのほうが蓮のこと知ってるし」
その呼び方に、頭が真っ白になる。
蓮。
名前で呼ぶほど親しいんだ。
しかも神崎くんは、その手をすぐには振り払わなかった。
もちろん、数秒だったのかもしれない。 ただ驚いただけかもしれない。
でも、その数秒がわたしには長すぎた。
見ていられなくて、わたしはその場を離れた。
胸が苦しい。 息がうまくできない。
自分でも勝手だと思う。 神崎くんはちゃんと断っていた。 別れないとも言ってくれていた。
うれしい。 うれしいはずなのに、次の瞬間、先輩が笑いながら神崎くんの腕に触れた。
「そんなのわかんないじゃん。あたしのほうが蓮のこと知ってるし」
その呼び方に、頭が真っ白になる。
蓮。
名前で呼ぶほど親しいんだ。
しかも神崎くんは、その手をすぐには振り払わなかった。
もちろん、数秒だったのかもしれない。 ただ驚いただけかもしれない。
でも、その数秒がわたしには長すぎた。
見ていられなくて、わたしはその場を離れた。
胸が苦しい。 息がうまくできない。
自分でも勝手だと思う。 神崎くんはちゃんと断っていた。 別れないとも言ってくれていた。



