まぁ、とはいっても熱愛というものはほとんどが数日で消えて行って。
そもそも匂わせモドキだけで、2人で歩いている写真とかはなかったので、すぐにSNSも落ち着いた。
そもそも恋愛禁止のアイドルでもないので、私の恋愛にとやかく言うのはやめてほしいんだけど。事実じゃないし。
相変わらず緋雁は、時折こちらを不服そうな目で見てくるけど・・・。
うーん、一体何が気に入らないんだろう・・・。
♡───────────────────────♡
「いやぁ、今日の珀ナイスツッコミ!あれは助かったわぁ」
「自分で処理できないことは言おうとするなよな」
今日はお昼の情報番組(?)に全員で生出演して、葛が笑いながら珀と肩を組んだ。
冷たいことを言っておきながら、感謝された珀の顔は嬉しそう。
素直じゃないんだから・・・あ、ファンのみんなは珀のそういうところが好きなのか。
「・・・あれ、桃祢ちゃん。緋雁くんたちも」
「桜貴さん・・・!お仕事ですか?お疲れ様です!」
「うん。みんなも仕事だよね?お疲れ様」
メンバーと話しながら廊下を歩いていると、なんと桜貴さんと鉢合わせた。
他の番組の収録かな・・・?熱愛報道の後、初めて会ったかも。
少し気まずいのか、心なしか苦笑しながら会釈する桜貴さん。
「頑張ってください・・・!じゃあ、このあとお仕事なので失礼します!」
「あ、うん、頑張って。みんなも会えてうれしかったよ、じゃあね」
4人の中で、私だけこの局でこのあとも仕事があるので、とりあえずそれを理由にこの場を離れることにした。
私もちょっと気まずかったし・・・。
「じゃあ俺らは帰るけど・・・」
「うん、お疲れ!頑張りまーす」
「・・・緋雁?どした、帰るぞ」
桜貴さんと別れて、3人はこの後オフなのでマンションに帰る、んだけど・・・。
なんでか緋雁が動こうとしない。
私をじっと見つめたまま直立不動で、そしてなにかを察したらしい珀が背を向けた。
「俺ら先に帰ってるから。用が済んだらタクシーで帰って来いよ」
あ、あれ・・・緋雁のこと置いてっちゃうの?
葛も笑いながら歩いて行っちゃったけど・・・えぇ?
「緋雁・・・?2人とも行っちゃたよ、どうしたの、」
キスのこともあって、あまり2人きりにはしてほしくないんだけど。
とにかく早く帰らせようと緋雁を呼ぶと、緋雁はもう一度楽屋に入り、無言で手招きされた。
「ねぇ桃祢」
「なに?」
「熱愛ってさぁ・・・本当に嘘?」
・・・え?今更もう一回訊くの、それ?
っていうかそんなこと訊くってことは、もしかして緋雁・・・。
「私のこと、信じてくれてないの・・・?」
「・・・信じ、てるよ。でもさっきも話してたし・・・、ねぇ桃祢」
「だ、だからなに・・・」
緋雁は首を傾げ、私を楽屋の壁に押し付けて、顔の横に腕をつく。
ちょっといつもと様子が違う・・・なんか変だ。
そもそも匂わせモドキだけで、2人で歩いている写真とかはなかったので、すぐにSNSも落ち着いた。
そもそも恋愛禁止のアイドルでもないので、私の恋愛にとやかく言うのはやめてほしいんだけど。事実じゃないし。
相変わらず緋雁は、時折こちらを不服そうな目で見てくるけど・・・。
うーん、一体何が気に入らないんだろう・・・。
♡───────────────────────♡
「いやぁ、今日の珀ナイスツッコミ!あれは助かったわぁ」
「自分で処理できないことは言おうとするなよな」
今日はお昼の情報番組(?)に全員で生出演して、葛が笑いながら珀と肩を組んだ。
冷たいことを言っておきながら、感謝された珀の顔は嬉しそう。
素直じゃないんだから・・・あ、ファンのみんなは珀のそういうところが好きなのか。
「・・・あれ、桃祢ちゃん。緋雁くんたちも」
「桜貴さん・・・!お仕事ですか?お疲れ様です!」
「うん。みんなも仕事だよね?お疲れ様」
メンバーと話しながら廊下を歩いていると、なんと桜貴さんと鉢合わせた。
他の番組の収録かな・・・?熱愛報道の後、初めて会ったかも。
少し気まずいのか、心なしか苦笑しながら会釈する桜貴さん。
「頑張ってください・・・!じゃあ、このあとお仕事なので失礼します!」
「あ、うん、頑張って。みんなも会えてうれしかったよ、じゃあね」
4人の中で、私だけこの局でこのあとも仕事があるので、とりあえずそれを理由にこの場を離れることにした。
私もちょっと気まずかったし・・・。
「じゃあ俺らは帰るけど・・・」
「うん、お疲れ!頑張りまーす」
「・・・緋雁?どした、帰るぞ」
桜貴さんと別れて、3人はこの後オフなのでマンションに帰る、んだけど・・・。
なんでか緋雁が動こうとしない。
私をじっと見つめたまま直立不動で、そしてなにかを察したらしい珀が背を向けた。
「俺ら先に帰ってるから。用が済んだらタクシーで帰って来いよ」
あ、あれ・・・緋雁のこと置いてっちゃうの?
葛も笑いながら歩いて行っちゃったけど・・・えぇ?
「緋雁・・・?2人とも行っちゃたよ、どうしたの、」
キスのこともあって、あまり2人きりにはしてほしくないんだけど。
とにかく早く帰らせようと緋雁を呼ぶと、緋雁はもう一度楽屋に入り、無言で手招きされた。
「ねぇ桃祢」
「なに?」
「熱愛ってさぁ・・・本当に嘘?」
・・・え?今更もう一回訊くの、それ?
っていうかそんなこと訊くってことは、もしかして緋雁・・・。
「私のこと、信じてくれてないの・・・?」
「・・・信じ、てるよ。でもさっきも話してたし・・・、ねぇ桃祢」
「だ、だからなに・・・」
緋雁は首を傾げ、私を楽屋の壁に押し付けて、顔の横に腕をつく。
ちょっといつもと様子が違う・・・なんか変だ。


