月影に咲く、一輪の華


――やっぱり。

はるちゃんだけ、別格だ。

星羅「はるちゃん、今日撮った写真また送るね♡」

遥愛「……はい」

星羅「あと、今度行きたいところも考えといて!」

遥愛「分かりました」

星羅「ふふっ」

また二人だけの空気になる。

瑛翔「…………」

瑛翔は遠い目をした。

瑛翔「……俺もいつか、あの♡もらお」

紅蓮「頑張れ」

豹牙「俺も負けねぇ」

來夢「俺も」

朔夜「……競争だな」

星夜「…………」

そんな男たちを見ながら、星夜は苦笑する。

星夜「姉ちゃん、知らないうちに大変なことになってるな」

星羅「?」

星羅は不思議そうに首を傾げる。

そしてまた――。

遥愛にぎゅっと抱きついた。

星羅「はるちゃん、大好き♡」

遥愛「…………っ」

朱雀と月影の男たちの心が、一斉に折れた。