月影に咲く、ただ1人の華

学校に着くとどこを見ても男、男、男。

なんでかって?

ここは男子校だから!

私は女の子だけど今日から転入生としてこの桜凛高校に
来た。

なんで、女の子なのに男子校に通うことになったかっていうと数日前の話になる。


数日前。

星羅「叔父さん!私も星夜と同じ学校に通いたい!」

叔父「星羅〜。星夜は男子校なんだから星羅は無理だよ」

星羅「ヤダヤダ!星夜と1年間も違う高校に行ったんだよ!?もう限界だって〜」

叔父「そうはいっても男子校に星羅を通わせるわけにはいかねぇだろ?」

叔父さんが言ってることは分かるけど、星夜と離れてるなんて私には耐えられない。

星夜は私の双子の弟。

ずっと一緒だったのに高校が別になってしまって会えない時間が増えたことに私はずっと不満だった。

なにを隠そう私は自他ともに認める超絶ブラコンなのです!

星羅「叔父さんが理事長じゃん!お願い!私を星夜と同じ高校に行かせて ウルウル」

叔父さんは私にとにかく甘い!

お願いしまくったら折れてくれるはずだ。

無意識に目を潤ませながら叔父さんに上目遣いでお願いしてみる。

叔父「うっ。だぁー!分かったよ!今ちょうど春休みだし2年からおいで」

星羅「ほんとに!?やったぁー!星夜と一緒に通える〜」


叔父さんはため息をはきながら優しい顔で飛んで喜ぶ私を見つめてた。