タイプじゃないと言われたので、好きな子ができるまで恋人にしてもらいました。

 ◇

 みんなが遊び終わったという射的を、やってみた。

 トンッ。

「……よっしゃー」

 久しぶりだったけど、狙っていたお菓子のセットを倒すことができた。

(見たか、俺の銃さばきを……)

 振り返った先に、いたのは。

「おお! さすが〜」

 あまり感情のこもっていない声で褒めてくれる、立花さんだった。

(……あれ)

 藤沢も、さっきまでそこにいたはずなのに。

 立花さんが、小声と目線で『あっち』と教えてくれた先にいたのは。

 藤沢と——蓮沼?