タイプじゃないと言われたので、好きな子ができるまで恋人にしてもらいました。


 やがて、白熱した議論の末。
 多数決で、近藤くんが追放されることになった。

「くっそー!」

 両手で頭を抱えながら、悔しがる近藤くん。
 結局、みんなの推理は当たっていて、彼が最後まで残っていた人狼だった。

 これで人狼はいなくなり、村人チームが勝利した。

「南くん、なんか狙われそうだったから。何回も守ってたんだよね」

 若ちゃんが笑う。

「マジか。ありがとう」

 慎之介は、私と同じ村人。
 若ちゃんは、村人の誰か一人を人狼から守ることができる『騎士』だったらしい。

「そういうことかよ! 南、狙っても全然死なねえじゃんと思ってたわ……」

 不服そうな近藤くんは。

「やっぱ“みなわか”コンビは崩せなかったかー」

 そうぼやいた。