タイプじゃないと言われたので、好きな子ができるまで恋人にしてもらいました。


「ひな子、うちらは一緒でいいー?」

「うん」

 まずはあずさ、そして普段一緒にお弁当を食べている子のひとりと、女の子三人はすぐに決まった。

 問題は、どの男の子グループと組むかだ。

 こういうとき、教室には独特の緊張感が走る。
 みんな、それとなく周囲をうかがっている。

 ちらり、と慎之介を見た。
 彼の横には、やっぱり蓮沼くんがいた。

 その蓮沼くんと、目が合って。
 こちらに向かってきた。

 そのとき。

「藤沢さんたちっ」

「……わっ」

 目の前に、近藤くんが現れた。

「俺らと組まん?」

 バスケ部男子のグループだった。