祐子は建物のプレゼンを見てカフェをする気になったようだ。
でもあまり遅くまでは出来ないのでそれが悩みの種だと言ったので、カフェは八時から十七時までで、その後の十八時からは会員制のワインバー等に貸したらどうかと言った。
朝八時からだと出社前の人達がモーニングに来てくれるだろう。
そうすれば賃料も助かるし、いいのではというと変なバーは嫌だと言うのでおしゃれな祐子のお眼鏡にかなったバーで会員制ならいいんじゃないかというと、不動産屋がそれなら心当たりがあるという。
新しく出すところを探している会員制のバーを二カ所経営しているオーナーがいると言うので、裕子はそのバーにも行ってみてオーナーとも話してみたらしく話がまとまっていった。
この辺は会社が多いのでお休みも土、日にした方がいいだろうという事になった。
週休二日はカフェでは珍しいが、最初から無理する必要はないと思う。
前面に両サイドの店用に三台づつ駐車場が用意できた。
祐子もかなり満足のいく建物になったようで、暗い離婚の影はみじんもなくカフェの経営と建物の賃貸経営の準備に力を注いでいった。
綾も大学生になるし、バイトでカフェに入ってもらえそうだと二人で楽しそうにメニューや内装を考えている姿は可愛いものだった。
加奈子はあまり口を出さずに、二人を応援していた。
長男と次男にも祐子の離婚の事を知らせた時は“猫かぶっていやがったのか”と憤慨したのは次男で、長男は速やかに分かれる事が出来そうでよかったが、でもこの後、涼介がストーカーにならないように気を付けないといけないと心配していた。
祐子にも二人は連絡してくれて、いつでも相談に乗ると言ってくれたと涙ぐんでいた。
そんなある日、裕子と綾が加奈子のマンションに来て夕食を一緒にしているときに加奈子の携帯に電話が入った。
先日ファンタジーものが入賞に入った出版社の人が、加奈子の投稿している小説をみんな読んでくれたらしい。
それでファンタジー物のスピンオフで書いたものと、現代物でバツイチの女性が主人公の小説を本にしてくれると言う話の電話だった。
加奈子が“ええ~っ”と、テンション高く叫んだので、二人は何があったのかと聞き耳を立てていたらしく、次回の打ち合わせの日程を決めて電話を切ると二人して質問攻めにされて、実はと白状する羽目になったのだ。
二人はそれこそびっくりしていた。
まさか自分の七十一歳の母親、綾にしてみれば祖母が、恋愛小説を書いているなんて思いもしなかったはずなので、驚きはさもあらんと言う感じだ。
でもあまり遅くまでは出来ないのでそれが悩みの種だと言ったので、カフェは八時から十七時までで、その後の十八時からは会員制のワインバー等に貸したらどうかと言った。
朝八時からだと出社前の人達がモーニングに来てくれるだろう。
そうすれば賃料も助かるし、いいのではというと変なバーは嫌だと言うのでおしゃれな祐子のお眼鏡にかなったバーで会員制ならいいんじゃないかというと、不動産屋がそれなら心当たりがあるという。
新しく出すところを探している会員制のバーを二カ所経営しているオーナーがいると言うので、裕子はそのバーにも行ってみてオーナーとも話してみたらしく話がまとまっていった。
この辺は会社が多いのでお休みも土、日にした方がいいだろうという事になった。
週休二日はカフェでは珍しいが、最初から無理する必要はないと思う。
前面に両サイドの店用に三台づつ駐車場が用意できた。
祐子もかなり満足のいく建物になったようで、暗い離婚の影はみじんもなくカフェの経営と建物の賃貸経営の準備に力を注いでいった。
綾も大学生になるし、バイトでカフェに入ってもらえそうだと二人で楽しそうにメニューや内装を考えている姿は可愛いものだった。
加奈子はあまり口を出さずに、二人を応援していた。
長男と次男にも祐子の離婚の事を知らせた時は“猫かぶっていやがったのか”と憤慨したのは次男で、長男は速やかに分かれる事が出来そうでよかったが、でもこの後、涼介がストーカーにならないように気を付けないといけないと心配していた。
祐子にも二人は連絡してくれて、いつでも相談に乗ると言ってくれたと涙ぐんでいた。
そんなある日、裕子と綾が加奈子のマンションに来て夕食を一緒にしているときに加奈子の携帯に電話が入った。
先日ファンタジーものが入賞に入った出版社の人が、加奈子の投稿している小説をみんな読んでくれたらしい。
それでファンタジー物のスピンオフで書いたものと、現代物でバツイチの女性が主人公の小説を本にしてくれると言う話の電話だった。
加奈子が“ええ~っ”と、テンション高く叫んだので、二人は何があったのかと聞き耳を立てていたらしく、次回の打ち合わせの日程を決めて電話を切ると二人して質問攻めにされて、実はと白状する羽目になったのだ。
二人はそれこそびっくりしていた。
まさか自分の七十一歳の母親、綾にしてみれば祖母が、恋愛小説を書いているなんて思いもしなかったはずなので、驚きはさもあらんと言う感じだ。



