一緒にいたくて男装執事になったのに~嫉妬と溺愛とまりません~【隣国編】


頑固で全然信じてくれないみたいだから、私は再び彼の手を取り「ほらほら!」と指輪を月にかざす。

暗闇の中で月の光を浴びる赤いルビーの指輪は、青白さが混じりながらキラキラと輝き青紫っぽい赤だった。

魔法使いさんの瞳を見ると、同じように月の光を浴びて青紫っぽい赤になっていた。

ほらねっ!やっぱりどっちも同じように凄く綺麗!!

「やっぱり魔法使いさんの瞳とお揃いだね〜!!」

輝く指輪と綺麗なレッドアイを見て、はしゃぎながら笑う。

出会った時も思ったけれど、改めて綺麗だなぁって心の底から思った。


羨ましいほど綺麗なレッドアイを持つ私の親友は、一体何に悩んでいるんだろう。

そんなのヤンキーらしくないじゃん!!
もっと昼間みたいに元気にオラオラしなきゃっ!!

「まったく何に悩んでるの~?そんなに綺麗な瞳を持ってたら自慢しちゃうけ……あっ!!!流れ星!!!」

魔法使いさんの悩みを聞くはずだったのに、綺麗な夜空に、光り輝く流れ星がスーッと落ちていくのが見えてしまった。