甘い初恋を、もう1度。

その後、学校案内があって、クラス発表。


えーとっ、名前名前…


あった!え…1− Ω!?


クラス編成は、理事長いわく、Rが入学試験400点中合格最低点、250〜350の人たち。


多くの合格者はここのクラス。


Rは6クラスある。


Aは351〜380の人たち。


ここでもずいぶん成績は優秀者。


だって、多くの人が350に届かないくらいだから。


Aは1クラス。


で、わたしがいるクラス、Ω は、381〜400の人たち。


もちろんΩも1クラス。


毎年あまりにも人数が少ないからと、使い道がまったくない少人数教室で授業を行うらしい。


ここに入れた人は、最難関大学目指せるんじゃないの?みたいな異次元レベル。


Ωクラスだー!って言っている人は、まだ見かけているのは3,4人。


みんなメガネかけてるだとか、ファイルを持っているだとか、賢そうな人ばっか!


そうおどおどしていたときだった。


「ねぇ、そこの茶髪ロングの子ぉ〜」


「わ、わたし…ですか?」


「そぉそぉ〜!幸愛と、お友だちになってくれるぅ?」


か、可愛い!


なんかキャピキャピしてるけど、根はいい子だと信じておこう……!


「あ、う、うん…!あっ、わたし、蓮見 和恋っていうの…!」


「和恋〜?可愛い名前だねっ!幸愛は、姫野(ひめの) 幸愛(さちか)だよ〜よろしくねっ、かーれーんーちゃーんっ」


この子もΩかな?


「幸愛Rクラスだった……ちょっぴりショック〜あ、和恋ちゃんは?」


「い、一応Ω…」


「ふぇっ!?Ω!?すごっ!」


「移動を開始します。今すぐクラスごとに列に並びなさい。」


じゃあねっ!と手を振って、幸愛ちゃんとバイバイした。