イッツ・ア・マジックショータイム!~変人マジシャンの華麗なる謎解き~

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休み時間になった途端、さっきまで静かだった教室の空気が変わった。

「ねえ、佐藤くんってどこから来たの?」

「前の学校ってどんな感じだった?」

「部活はどうすんの?」

気づけば、僕の席の周りには何人ものクラスメイトが集まっていた。

「えっと……東京から。雰囲気が明るくていいとこだったよ。

前は帰宅部だったから、部活はまだ考えてるとこ。」

質問に答えていく。

こんなふうに一気に人が集まってくるなんて、人生で初めてだ。

ちょっと感動。

これが転校生パワーか。

……明日にはなくなってそうだけど。

そんなことを考えながら、ふと隣を見る。

騒ぎすぎたかもしれない。

隣の席の彼女はというと――

「…………」

依然として寝ていた。