「じゃあ、千星ちゃんがせっかく歌ってくれたんだし、次は僕たちの番かな〜?」
僕たち⋯⋯確か、紡さんが最初に提案してくれたときに言っていた音楽ユニットのこと、なのかな⋯⋯?
私はお兄ちゃんやお父さんから『ネットには危ない人がた
くさんいるから使いすぎないようにしなさい!』と口を酸っぱくして言われていたから、必要最低限の時間以外はネットに触れていなかったんだ。
そのせいなのか、たまにクラスメイトの女の子たちが話している流行りのアイドルだったり食べ物だったりの話はちんぷんかんぷんだ。
「即興でやるっていうのは無理だろ⋯⋯この前アップした新曲を見せてやればいいんじゃねぇか?」
「そうだね。音羽さん、今からスマホで僕たちの曲を流すから、聞いてくれたら嬉しいな」
「は、はいっ!」
人との距離を気にしている私を気遣ってくれたのか、皆さんはスマホを二台用意してくれた。
その細やかな気遣いが、私にとっては嬉しかった。
僕たち⋯⋯確か、紡さんが最初に提案してくれたときに言っていた音楽ユニットのこと、なのかな⋯⋯?
私はお兄ちゃんやお父さんから『ネットには危ない人がた
くさんいるから使いすぎないようにしなさい!』と口を酸っぱくして言われていたから、必要最低限の時間以外はネットに触れていなかったんだ。
そのせいなのか、たまにクラスメイトの女の子たちが話している流行りのアイドルだったり食べ物だったりの話はちんぷんかんぷんだ。
「即興でやるっていうのは無理だろ⋯⋯この前アップした新曲を見せてやればいいんじゃねぇか?」
「そうだね。音羽さん、今からスマホで僕たちの曲を流すから、聞いてくれたら嬉しいな」
「は、はいっ!」
人との距離を気にしている私を気遣ってくれたのか、皆さんはスマホを二台用意してくれた。
その細やかな気遣いが、私にとっては嬉しかった。



