夢の発明品

「これでもっと動物と仲良くなれる!」
 長年の研究の末、ある男は動物と意思疎通のできるデバイスの発明に成功した。
 発表前夜、男は何者かに殺された。現場からは畜舎で餌として使われる干し草が発見された。

【解説】
動物と会話が可能になれば動物を食料とするのに躊躇いを持つ人も多いはず。
その結果、困るのは畜産業を営む人たちです。
男にとっては夢の発明でも彼らにとっては自分たちを廃業に追い込む悪魔の機械だったのです。
現場から見つかった干し草は彼らの衣服に付着したものでした。