君に彼氏ができる、その時まで。

「結麻ちゃぁん?一緒にご飯行かない?」


「あ、部長。結麻さんは今から俺と飯なんで」


「チッ、そうか。」


ん?今…舌打ち……?


「ごゆっくりぃ〜」


手をひらひら振って踵を返していった部長。


「結麻さん」


「あっ、聖來…くん……?どうしたの」


「行きましょ、うち食堂ありますし」


「あ、うん!そうしよっか」


何食べよう…


あれよという間に着いてしまった食堂。


「わたしパスタにしようかな」


「いいっすね。俺はじゃあ……オムライスにしますわ」


!?


「えっ!お、おっ、オムライス!?」


なんか可愛い……


これが『ギャップ萌え』ってやつ?


あー!現代語分からん!


「なんか変ですか?」


「いや、変ではないけど、クールでカッコいいイメージだったから……いつもカフェラテだけ優雅に飲んでます、みたいな……?」


その時、聖來くんがブッと吹き出した。


「ふぁっ!?」


「バカじゃないんですか、結麻さん」


あー、おもろ、と言ってお腹を抱える聖來くん。


そこから食券を買って、ようやく席についたわたしたち。