こちら、溺愛ミステリー部!②〜謎解きはもっと、甘くなる〜

わたし、澤井 凛花(さわい りんか)。

私立天聖学園中等部に通っている、中学一年生。

『ねえ、ミステリー部に入らない?』

昨日、ミステリー部に入らないかと勧誘を受けたんだ!

そして…ミステリー部に入ることに!

わたしたちは校内の事件を解決していくんだよ。

ぞくっとしたり、ワクワクしたりして、結構楽しいんだよ、ふふっ。

「凛花!」

門をくぐろとした時、友達の井上 響(いのうえ ひびき)くんに声をかけられた。

「おはよう!」

響くんは笑うと太陽みたいに明るい子で、優しいんだ。

「おはようっ。」  
 
わたしも続いて挨拶をする。

「そういやさー。今日の宿題やってきた?」

「うん!やってきたよ。」

「マジか!俺やってないやー。」

「見せよっか?」

「良いの?ありがとう」

たわいない話だけど、すごく話してると楽しいんだ!

「…ねえ、なんか澤井さん、響さまと話してるよ」

「本当だ。なんでたろう?」

な、なんかこそこそ話し声が聞こえる…。気のせいかな?

あと、何故かぎろっと睨まれているような…。