君がくれた奇跡

「ここ?」

わたしは答える。

「いや、えっと…あっちら辺の、あそこです…!」

「は?」

魁聖さんが目を丸くした。

「俺と…隣?」

「え!?」

と、隣なの…?家が?

まさか…そんなわけない。

「何号室ですか?」

「2016。」

「と、隣…。」

嘘…信じられない…。

でも1番信じられないのは…。

わたしがこの状態でも、嬉しいと感じてしまっていること。

この気持ちは、一体なんですか…?

わたしは天国にいる神様にそうといかけた。