イケメンくんに、溺愛される。

ふっと視界が消えた。

「…そんなんじゃ、大事なファーストキス、奪われるよ?」

耳の近くにそうささかれた。

「ひゃぁっ…」

み、耳は…ダメっ…。

「か、帰りましょうっ…!」

ぐいぐいっと石来さんの手を引っ張って、ドアを開ける。

な、なんなの…もうっ…!