イケメンくんに、溺愛される。

「ただいま〜」

「おかえり!」

ガチャッと玄関を開けるとお母さんが出迎えてくれた。

「世良。あとで話があるのよ。リビングに来てくれない?」

「あー。うん、良いよ」

話って、なんだろう?

今ここではなしちゃえば良いのに…。と思いながら、階段を登る。

ーガチャッ

ふぅ…と一息ついた。

わたしはクローゼットに入っている洋服を取りだした。

上はでっかくリボンがついているおしゃれなシャツ。

下は黒の可愛い短ズボン。

これで良いか…。

「お母さん。お話ってなあに?って、え!?」

ふあわとあくびをしながらリビングへ向かうと…眠気が一気に覚めた。

目の前にいるイケメンを目にする。

だ、誰、この人…。って、石来さん!?

なんでここに…うちになにか用かな?

「ああ、世良。説明するわね。まず、ルールとして、学園で1番頭が良い人と契約するのは知ってる?」

「な、なにそれっ…知らない!」

「中3は受験があるから対象外なんだけど…。仲を深めるためにこういう企画が始まったんだって。
中1のトップは中2のトップの同居するの。」

え?

ど、同居?

お、お母さん…今、なんて?

同居!?

無理だよ…わたしがこんなにイケメンな男の子と…石来さんと…同居なんて…。

しかも、一人暮らし(性格には2人暮らし)するにはまだはやいと思うけど…?