エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

もー……人が挨拶がてらに自己紹介しているんだから、せめて聞いて欲しいなあ。



「じゃあ、この子が編入生ってことは本当なんだ?」

「まあ……そう思うのが妥当だろう」

「……とりあえずさ、僕たちも中に入った方がいいよね」

「あ、勝手に入ってしまってすみません……! どこに座ればいいですかね……?」



今日から私もここに住むことにはなるけど、昨日まではこの人たちの家でもあったわけだ。

ちゃんと失礼の無いように過ごさなくちゃっ……!



「……そこのソファ」



かわいらしい男の子が口元を片手で隠しながら、もう片方の手でリビングに置かれている大きなソファを指差して言った。

あんなおっきいソファに座ってもいいのかな……?

でも、現住人である人に言われたんだし、大丈夫だよねっ。



「失礼しますっ」

「……あともうちょっと待ったら、残りの奴らも帰ってくると思うから、ちょっとだけ待っててくれる」

「了解です!」



それから十分ほど待つと、玄関からまた賑やかな声が聞こえてきた。