エリートではありません、非エリートです!!(誇) ~無能な落ちこぼれの私が、なぜかエリート男子集団に気に入られちゃいました!?~

挨拶をした方がいいと思い、玄関の方へ向かう。



「お前、誰」

「私、今日から編入する宝井小鈴って言います! ふつつか者ですが、よろしくお願いします!」

「は……編入、生?」



そこにいたのは、高身長で顔がとても整っている男の子だった。

あれ、知らなかったのかな……?

私を含めて六人になるっていうことは、今まで五人だったっていうことだし、編入生が来るっていうことなら理事長先生から話が来ているとは思うんだけどな……。



「……っ、まさか、母さんの話は本当だったのかよ……っ」

「……? あの、母さん、って___」

「冬夜ー。誰かいんの~……って、なんで女物の靴があるわけ……っ、は?」



またまたドアの方から声がして、目の前に立っている男の子の横からひょこっと顔を出すと、かわいらしく中性的な顔立ちの男の子が立っていた。

あれま、こんなに一気に帰ってくることは予想していなかったなあ。

一応この二人にだけでも自己紹介はした方がいいよね?

だって二人からしたら、帰ってきたときに知らない女子がいるっていう状況なんだし、焦ったりしていても無理はないもん。



「今日編入した宝井小鈴です! よろしくお願いします!」

「編入生、って……冬夜、聞いてた?」

「……一昨日くらいに、母さんに聞いたような覚えはある」

「は!? 僕聞いてないんだけど!」

「……すまない」



私が自己紹介をしている横で、二人はコソコソと何かを話している。