「あなたと同じにしないでくださいー
あたしはあなたが心配で来てあげたんですー
あたしは迷ってないんですー
この地図が悪いんですー
もう置いてきますー
時間の無駄ですー
さよーならですー」
煽られて、ウザく感じて早口でそう言ってあたしは逃げてきた。
しまった!迷子仲間を逃がしてしまった。
ま、いっかあんな男。遅刻されても知ったこっちゃない。あたしがよければいいんだ!
…と言ってもあたし行き方分かんないんですけどー!
「おまえなに百面相してんだよー
ってかふつーにバカなの?」
「またお前かよーー!」
「よくここにはいれたよね」
「陸上競技で推薦もらったのよ。」
さっきの男子がまた出てきた。ウザすぎる!
『キーンコーンカーンコーン♫入学式20分前です山で迷った人はこれを頼りにお願いします♫ピーンポーンパーンポーン』
これを頼りに行くしかない!
「行くぞ!」
「一緒に行ってあげてもいいけど?」
「おま、どんだけウザいんだよ」


