時はさかのぼって30分前───
「こーこどーこよーーー!!」
当たり前に、あたしは怒っていた。
「このあたしを迷わせるとは、言い度胸してんじゃないのー。」
すると、あたしが言ったすぐ後に、すぐそばで男が、
「こーこどーこだよーーーー!!」
と、言っているのが聞こえた。
気になって探してみると。。。
顔に血管が浮かんでいる男子高校生がいた。
制服から見て、うちの学園だわ!
ん?なぜわかるかって?まぁやっぱり『エリート』だから?100%綿のシャツでしょそして輝くようなツヤのシルクを使ったブレザーを羽織っているからねー!
「おーーっと!そこの男の子だーいじょーぶ?」
すると彼はジロリとこちらを睨んで来た。
「おまえ、なにしにここに来た」
「ええー?学園に行こうとしたらここに来ちゃっただけよー」
するとニヤリと笑い、彼は。
「つまり迷ったってことか」
と言った。


