……自分ではまったく気づかなかった。
いつも通りに楽しんだつもりで、いつも通りに笑っていたつもりで、いつも通りに過ごしていたつもりだった。
でも、侑樹さんはそうじゃないと思ってこうしてまた誘ったんだ。
「……仕事、頑張りすぎてるんじゃないの?」
ポンと肩に乗せられた手が、ゆっくりと抱き寄せてくる。
これも、いつものことだ。
どんなに蒸し暑くても、彼はこうして私との距離を縮める。
その手に、自分の手を重ねるのは違う気がして。
代わりに笑った顔を彼に向けた。
「仕事しないでグータラしてたら、干からびちゃう」
「ほのかは大丈夫だよ。いつも綺麗だ」
「……そんなことないよ」
本当に、そんなことないのに。
頭では言いたいのに、今それを言ったら困らせる気がして、言えなかった。
••┈┈┈┈••
いつも通りに楽しんだつもりで、いつも通りに笑っていたつもりで、いつも通りに過ごしていたつもりだった。
でも、侑樹さんはそうじゃないと思ってこうしてまた誘ったんだ。
「……仕事、頑張りすぎてるんじゃないの?」
ポンと肩に乗せられた手が、ゆっくりと抱き寄せてくる。
これも、いつものことだ。
どんなに蒸し暑くても、彼はこうして私との距離を縮める。
その手に、自分の手を重ねるのは違う気がして。
代わりに笑った顔を彼に向けた。
「仕事しないでグータラしてたら、干からびちゃう」
「ほのかは大丈夫だよ。いつも綺麗だ」
「……そんなことないよ」
本当に、そんなことないのに。
頭では言いたいのに、今それを言ったら困らせる気がして、言えなかった。
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