最後のメールを送信して、小さく息を吐く。
ようやく仕事がひと段落した。
窓の外へ目を向けると、茜色に染まり始めた空が高層ビルの隙間から見える。
時計は十八時を指していた。
仕事をしていると、一日なんて本当にあっという間だ。
私は席を立ち、廊下にある自販機で缶のカフェオレを買った。
冷たい缶を手にしたままベンチへ腰を下ろし、プルタブを開ける。
その瞬間、ポケットに入れていたスマートフォンが短く震えた。
画面を見る。
……侑樹さんからだ。
『今日、会える?』
その文字を見た瞬間、胸の奥がざらりとした。
──どうして、こんな気持ちになるんだろう。
自分でも理由が分からないまま、
『いいよ』
そう打ち込んで、送信ボタンを押した。
そして、カフェオレを持ったまますぐに立ち上がる。
侑樹さんに会うなら、残業して終わらせる予定だった仕事を整理しておかなきゃいけない。
足早に営業部のフロアへ戻った。
••┈┈┈┈••
ようやく仕事がひと段落した。
窓の外へ目を向けると、茜色に染まり始めた空が高層ビルの隙間から見える。
時計は十八時を指していた。
仕事をしていると、一日なんて本当にあっという間だ。
私は席を立ち、廊下にある自販機で缶のカフェオレを買った。
冷たい缶を手にしたままベンチへ腰を下ろし、プルタブを開ける。
その瞬間、ポケットに入れていたスマートフォンが短く震えた。
画面を見る。
……侑樹さんからだ。
『今日、会える?』
その文字を見た瞬間、胸の奥がざらりとした。
──どうして、こんな気持ちになるんだろう。
自分でも理由が分からないまま、
『いいよ』
そう打ち込んで、送信ボタンを押した。
そして、カフェオレを持ったまますぐに立ち上がる。
侑樹さんに会うなら、残業して終わらせる予定だった仕事を整理しておかなきゃいけない。
足早に営業部のフロアへ戻った。
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