無口な君は、誰よりも綺麗だった。

「痛かったら言えよ。」


「……うん。」

本当に。

舜はこういうところが優しい。


普段はクールなのに。


仲間のことになると誰よりも心配している。


手当てが終わる。

「これで大丈夫。病院もちゃんと行けな?」

「うん、ありがと舜。」

でも。

紗羅の表情はまだ少し暗い。


「……。」


いつもの紗羅じゃない。


いつもなら。

「大丈夫大丈夫!」

って明るく笑うのに。


今日はずっと申し訳なさそうな顔をしている。