無口な君は、誰よりも綺麗だった。

たくさん曲を褒めてもらったあと。

朝倉くん――いや、瞬くんがふと思い出したように口を開いた。

「てかさ、詩と俺って同じクラスじゃん?」

「……あ。」

そういえば。

瞬くんは私と同じクラスだった。

「うん。」

「じゃあさ、これから一緒に音楽室行こうよ。」

「……。」

その言葉に、少しだけ戸惑う。

「あ……でも。」

思わず言葉を濁してしまう。

舜くんもきっと、学校では目立つ存在だ。

クールで落ち着いた雰囲気、でもちゃんと優しそうで。

きっと女の子から人気がある。

(ファンクラブとか……ありそう。)

そんな人と一緒に歩いたら。

周りの視線が――。

すると瞬くんは、私の考えていることに気づいたように言った。