無口な君は、誰よりも綺麗だった。

温かい。

嬉しい。

胸の奥がいっぱいになる。

私は何度も涙を拭いながら、小さく頷いた。


「……みんな、ありがとう。」


その言葉は。


今まで誰にも言えなかった、本当の気持ちだった。


そして――。


私がもう一度、音楽と向き合うための。


最初の一歩になった。