無口な君は、誰よりも綺麗だった。

「そ、それって……歌ですよね。
歌が上手い人なら、きっと他にも――」


「違う。」

その一言で、私の言葉は止まった。


「歌だけじゃない、園崎さんだから一緒にやりたい。」


「Astralは園崎さんがいないと、だめ。」


「……っ。」


視界が滲む。

涙が、もう止められない。

すると高杉くんは、そっと私の手を握った。

その手は温かくて。

安心する温もりだった。

「俺は園崎さんを見捨てない。
ここは、もう園崎さんの居場所だから。」


居場所。

その言葉が胸の奥へ、ゆっくりと染み込んでいく。


高杉くんは優しく微笑む。

「俺だけじゃない。
紗羅も、舜もみんな同じ気持ちなんだよ。」


「Astralは――。
園崎さんがいないと。」