無口な君は、誰よりも綺麗だった。

(これが……。)


(園崎さんのギター。)


気づけば俺は笑っていた。

楽しい。

心の底からそう思えた。

演奏が終わる。

最後の一音が静かに消え、音楽室はしんと静まり返った。


誰もすぐには言葉が出ない。

その沈黙を破ったのは、先生だった。


「……すごい。」


先生はゆっくりと笑う。


「たった一日でここまで合わせてくるとは思わなかった。」


「正直、鳥肌が立ったよ。」


その言葉に、園崎さんは少しだけ驚いたように目を瞬かせた。

誰かに演奏を褒められることに、慣れていないようだった。