無口な君は、誰よりも綺麗だった。

(……かっこいい子だな。)


そんなことを考えていると、音楽室の扉が開いた。


「おー、みんな揃ってるな。」


顧問の先生だった。

先生は園崎さんを見ると、優しく笑う。


「園崎さん、突然のお願いだったのに来てくれてありがとうな。」


「先生も、本当に嬉しいよ。」


園崎さんは少し照れたように頭を下げる。


「い、いえ……。こちらこそ、ありがとうございます。」


先生は満足そうに頷き、俺たち四人を見渡した。


「それじゃあ――。四人で、一回合わせてみるか。」


その一言で、音楽室の空気が少しだけ張り詰める。

いよいよ。

Astralの、新しい音が始まる。