無口な君は、誰よりも綺麗だった。

あとがき

最後まで『無口な君は、誰よりも綺麗だった。』を読んでくださり、本当にありがとうございました!


ここまで詩たちの物語を見届けてくださった皆さんに、心から感謝しています。


この作品は「音楽」と「仲間」、そして「人を信じること」をテーマに書き始めました。


途中では仲間と離れ離れになったり、苦しい出来事もたくさんありました。


書いている私自身も、詩が泣く場面では胸が苦しくなり、「どうか笑顔になってほしい」と何度も思いながら物語を紡いでいました。


でも、どんな時も詩のそばには誰かがいました。

優しく支えてくれた飛鳥。

明るく背中を押してくれた頼くん。

本当は誰よりも詩を大切に思っていたAstralのみんな。

誰か一人だけがヒーローではなく、それぞれの優しさが少しずつ重なったからこそ、詩はもう一度笑顔を取り戻せたのだと思います。



そして、最後に飛鳥と詩が恋人になったことを知って驚いた方もいたかもしれません。


実はこの作品では、あえて告白のシーンを書きませんでした。


大切なのは「好き」と伝えた瞬間ではなく、その想いを積み重ねてきた時間だと思ったからです。


きっと二人は、皆さんが見ていないどこかで、自然に気持ちを伝え合えたのでしょう。


その余白も含めて、この物語を楽しんでいただけたなら嬉しいです。


そしてAstralは、これからも五人で音を奏で続けます。

Luna novaも、それぞれの夢へ向かって歩き続けます。

この物語は終わりますが、詩たちの毎日はこれからも続いていきます。

最後まで応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

また次の物語でお会いできたら嬉しいです。

本当に、本当にありがとうございました!



白雪りん