でも、会う度に支えられて、何度も背中を押されて。
気づけば私の心は、飛鳥を追いかけていた。
「詩。」
優しく名前を呼ばれる。
「ん?」
飛鳥は私をそっと抱き寄せる。
「かっこよかった、お疲れ様。」
そう言って、頭を優しく撫でてくれる。
「えへへ……ありがとう。」
嬉しい。
……でも、やっぱり少し恥ずかしい!
そんな私たちを見て。
「おーい、飛鳥。」
頼くんが苦笑しながら声を掛ける。
「イチャつくなら後にしろー。
そろそろ俺らも出番だぞ。」
今日はAstralだけじゃない。
飛鳥たちLuna novaも、このフェスに推薦されている。
飛鳥は「あ、そうだった」と小さく笑う。
「悪い悪い。」
私は飛鳥の手をそっと握った。



