控え室へ戻り、ギターをスタンドへ掛けた、その時。 「そのちゃーーん!」 ぎゅっ。 「わわっ、奏くん?」 今日も変わらず、奏くんが勢いよく抱きついてくる。 「今日も最高のライブだったね!」 「うん……っすっごく楽しかった。」 そんな話をしていると。 ぐいっ。 突然、腕を引かれる。 気づけば、別の誰かの腕の中だった。 「あ……飛鳥。」 飛鳥は少し呆れたように笑う。