無口な君は、誰よりも綺麗だった。

「……うん、ありがとう。」


飛鳥も安心したように笑う。


「よし帰ろう。」


「うん。」


二人でゆっくり歩き始める。


(……ずるい。)

そんな言い方をされると

(本当に……。飛鳥は、私のこと好きなんだ。)


その想いが真っ直ぐ伝わってきて、胸の奥が少しだけくすぐったくなる。

夕焼け色の空の下。

今日も飛鳥は、何も言わず私の歩幅に合わせながら、家まで送ってくれている。