無口な君は、誰よりも綺麗だった。

「え……?えぇっ!?
なに、どういうこと?」


状況が分からず戸惑っていると、頼くんが少し困ったように笑った。


「実はね、飛鳥から『園崎さんが最近元気ない』って話を聞いてたんだ。」


「え……?」


「それで今日、たまたま駅で園崎さんを見かけて。
『今日だ』って思って、ここへ誘ったんだ。」


「……。」


言葉が出ない。

頼くんは慌てて両手を振った。


「あっ!何があったか詳しい事情は聞いてないよ?
飛鳥もそれは教えてくれなかったし。」


飛鳥は肩をすくめる。


「詩の話だからな。
本人が話したい時に話せばいいと思って。」


頼くんは私を見つめて、優しく笑った。


「でもね、今日の園崎さんの顔を見たら……放っておけなくて。」


「頼くん……。」