無口な君は、誰よりも綺麗だった。

私は小さく微笑んで頷く。


「……行きたい。」


その一言に、頼くんは嬉しそうに笑った。

「じゃあ決まり、行こう。」


「うん。」

二人で並んで歩き始める。

さっきまで少しだけ重かった足取りが、不思議と少し軽くなっていた。


(……ありがとう、頼くん。)


心の中でそっと呟きながら、私は頼くんと一緒にパンケーキ屋さんへ向かった。


頼くんと並んで歩きながら、駅前を少し外れた住宅街へ入っていく。

「もうすぐ着くよ。」


「うん。」

しばらく歩くと、頼くんが足を止めた。

「あ、園崎さんここだよ。」


「え?」

視線を向けると、そこには小さなパンケーキ屋さんがあった。