無口な君は、誰よりも綺麗だった。

「……えっ」

そこに書かれていたのは、びっしりと並んだ五線譜。

音符やコード、細かなメモまで丁寧に書き込まれている。

「えっ!? これ園崎さんが書いたの?」


思わず声が大きくなる。


「作曲もできるの!? しかも歌詞まで!」


思わずノートと園崎さんを何度も見比べる。

きっと今の俺、目が輝いてる。


園崎さんは少しだけ照れたように視線を落とし、小さく呟いた。


「……歌は、言葉だから。」


その一言は、とても静かで。
だけど、胸にすっと染み込んできた。