「飛鳥は……。
なんで私に、こんなに優しくしてくれるの?」
ずっと気になっていたこと。
昔の飛鳥とは違って
あの頃は音楽に1番厳しくて
私にも、自分にも厳しくて。
でも今はただ、私のことを本気で心配してくれている。
飛鳥は少しだけ目を細めて優しく笑う。
「あれ?俺、前に言ったよね。
詩のことが好きって。」
「……え。」
一瞬、言葉が止まる。
「え、でも……!それは、メンバーだったからとかじゃ……。」
私が慌てて言うと。
飛鳥は首を横に振った。
「違うよ、ちゃんと女の子として好きだよ詩のこと。
今でもね。」
「……。」
ちょ、ちょっと待って。
嘘でしょ……?
あの時の言葉。
本当に……告白だったの?
頭が追いつかない。



