「詩、これ手当てしよう。」
「え?」
声を出す暇もなかった。
飛鳥は慣れた手つきで、さっき転んだ時にできた傷を手当てしてくれる。
「……。」
綺麗な手
この手は昔と変わらないままだ。
「ありがとう、何から何まで。」
思わずそう呟く。
「私……飛鳥に甘えっぱなしだね。」
すると飛鳥は首を横に振った。
「いやそんなことない。
それでさ聞いてもいい?」
「うん。」
飛鳥は私と同じ目線になるようにしゃがむ。
真剣な瞳。
「昔からギターを大事にしてる詩が、雨に濡れることも気にしないなんて。」
「何かあったの?」
「……。」
その瞬間。
「あ……。」
思い出した……ギター!!!
私は慌てて立ち上がる。
「ギター……!」
ケースを置いてある場所へ駆け寄る。
そして。
恐る恐るケースを開いた。
「……。」
そこにはまた弦が切られた白いエレキギターがあった。
「……っ。」
昨日、張り替えたばかりなのに。
私の大切な相棒。
何度も一緒に頑張ってきたギター。
なのに、また。
「……。」
悲しくて。
悔しくて。
涙が出そうになる。
「え?」
声を出す暇もなかった。
飛鳥は慣れた手つきで、さっき転んだ時にできた傷を手当てしてくれる。
「……。」
綺麗な手
この手は昔と変わらないままだ。
「ありがとう、何から何まで。」
思わずそう呟く。
「私……飛鳥に甘えっぱなしだね。」
すると飛鳥は首を横に振った。
「いやそんなことない。
それでさ聞いてもいい?」
「うん。」
飛鳥は私と同じ目線になるようにしゃがむ。
真剣な瞳。
「昔からギターを大事にしてる詩が、雨に濡れることも気にしないなんて。」
「何かあったの?」
「……。」
その瞬間。
「あ……。」
思い出した……ギター!!!
私は慌てて立ち上がる。
「ギター……!」
ケースを置いてある場所へ駆け寄る。
そして。
恐る恐るケースを開いた。
「……。」
そこにはまた弦が切られた白いエレキギターがあった。
「……っ。」
昨日、張り替えたばかりなのに。
私の大切な相棒。
何度も一緒に頑張ってきたギター。
なのに、また。
「……。」
悲しくて。
悔しくて。
涙が出そうになる。



