Luna novaの演奏が始まった。
一曲目から会場の空気が一気に変わる。
力強いドラム。
響き渡るベース。
そして――
頼くんが、私のギターを奏で始めた。
「……。」
私は自然とその姿に見入ってしまう。
指先が滑らかに弦の上を駆ける。
コードチェンジも速くて綺麗。
ソロパートでは、会場から大きな歓声が上がった。
「うわぁ……!」
紗羅ちゃんも目を輝かせている。
「頼くんって人すごいね!」
私は小さく頷いた。
「……頼くん、あの頃よりめちゃくちゃ上手くなってる。」
昔よりもずっと。
音に自信があった。
きっと、誰にも見えないところで努力してきたんだ。
その姿が、音から伝わってくる。
◇
演奏が終わると、会場は大きな拍手に包まれた。
「ありがとうございました!」
Luna novaの四人は深く頭を下げ、ステージ裏へ戻ってくる。
そして、そのまま私の前で立ち止まった。
最初に口を開いたのは成くんだった。
「詩ちゃん……。」
少し俯きながら、小さな声で言う。
「今まで沢山傷つけること言って……悪かった、ごめん。」
一曲目から会場の空気が一気に変わる。
力強いドラム。
響き渡るベース。
そして――
頼くんが、私のギターを奏で始めた。
「……。」
私は自然とその姿に見入ってしまう。
指先が滑らかに弦の上を駆ける。
コードチェンジも速くて綺麗。
ソロパートでは、会場から大きな歓声が上がった。
「うわぁ……!」
紗羅ちゃんも目を輝かせている。
「頼くんって人すごいね!」
私は小さく頷いた。
「……頼くん、あの頃よりめちゃくちゃ上手くなってる。」
昔よりもずっと。
音に自信があった。
きっと、誰にも見えないところで努力してきたんだ。
その姿が、音から伝わってくる。
◇
演奏が終わると、会場は大きな拍手に包まれた。
「ありがとうございました!」
Luna novaの四人は深く頭を下げ、ステージ裏へ戻ってくる。
そして、そのまま私の前で立ち止まった。
最初に口を開いたのは成くんだった。
「詩ちゃん……。」
少し俯きながら、小さな声で言う。
「今まで沢山傷つけること言って……悪かった、ごめん。」



