無口な君は、誰よりも綺麗だった。

山岸先生も少し驚いた表情を浮かべる。


「Astralがですか?」


先生が聞き返すと、その先生は笑顔で頷いた。

「はい。皆さん、ご存じないんですね。」


「実は学園祭ライブの映像や写真がSNSでかなり話題になっているんです。」


「「「えぇっ!?」」」


私だけは状況が飲み込めず、小さく首を傾げた。


「……SNS?」


すると紗羅ちゃんが慌ててスマホを取り出す。


「ちょ、ちょっと待って!」

画面を何度か操作すると、目を丸くした。

「うそ……。」


「え?」

奏くんと舜くんも覗き込む。

「ほんとだ……。
Astralって検索しただけでいっぱい出てくる。」

私も恐る恐る画面を見る。


そこには、学園祭ライブを撮影した動画や写真がたくさん投稿されていた。

『学園祭レベルじゃない。』


『ボーカルの歌声やばすぎる。』


『ギター弾きながらこの歌唱力は反則。』


『ベースもドラムもキーボードも全員上手い。バランスが最高。』


『この高校どこ!?』


『Astralって絶対もっと有名になる。』


『ボーカルの子、透き通った歌声で鳥肌立った。』


『またライブやってほしい!』

コメントが次々と流れていく。

「……。」

私は言葉を失った。