無口な君は、誰よりも綺麗だった。

その時だった。


コンコン。


練習室のドアがノックされる。


「失礼します。」


知らない先生が顔を覗かせる。


「Astralの皆さんですね?」


「はい。」

山岸先生が返事をすると、その先生は微笑んだ。


「他校の先生方からも、『ぜひ一度Astralの演奏を見てみたい』という声が上がっています。」


「もしよければ、この後の合同演奏見学会で一曲披露してもらえませんか?」


「……え?」

私たち四人は思わず顔を見合わせた。