無口な君は、誰よりも綺麗だった。

3人が楽しそうに話している声を聞きながら。


私はポテトを一本ずつ、ゆっくり食べていた。


いつもならその会話に混ざって笑っているはずなのに。


今日はどうしても、頭の片隅から離れない。


さっき会った人たちのことが。


「……。」


そんな時だった。

椅子を引く音が聞こえた。

嫌な予感がして。

ゆっくり顔を上げる。


「……っ。」


そこには。

さっきの元メンバーがいた。

飛鳥。

羽純。

頼。

成くん。

私が抜けたあとも。

4人は一緒にバンドを続けていたんだね。

(……。)