無口な君は、誰よりも綺麗だった。

「そのちゃん。」


「ん?」


「俺、そのちゃんの曲だから。
ちゃんと向き合いたいんだ。」


「適当に書きたくない、
だから多少無理はするけど……。」


「この音に合う言葉を、ちゃんと届けたい。」


そのちゃんは少し驚いたように目を見開いた。

「……。」


「どうして…どうして、そこまでしてくれるんですか?」


少し考える。

でも答えは意外と簡単だった。

「だって、そのちゃんが作った音だから。
大切にしたいって思った。」


「……。」


そのちゃんはは何も言わなかった。

ただ少しだけ目を伏せる。

その表情は、どこか嬉しそうにも見えた。