君に溺愛をあげる。

「ん…。」

まぶしい…朝かな?

…え、朝!?

勢いよく体を起こすと、知らない部屋にいた。

ここ、どこ…?

薄暗いけど、ベットはふかふかで、部屋自体はとっても広い。

わたし、死んだはずだよね…!?もしかして、病院?いや、日本の病院が、こんな洋服な造りなわけない…っ。

それに、わたしの体にはあざや傷はあるけれど、大きな傷はしていなかった。

車にはねられたから、こんな怪我では済まないはず…。

立ち上がって、部屋の中を調べる。窓ガラスに自分が写った。

この顔はわたしだけど…この服、なんなんだろう?

麻の布の…ワンピース?

かわいいワンピースではなくて、なんの装飾もない、質素なお洋服だった。

ーバタンッ!

「マリー、あなたいつまで寝ているつもり?」