「好きな指選んでもらおうと思って。・・・じゃあまず逢、どこがいい?」
「えー、じゃあ・・・左の中指で!人間関係をスムーズに!」
意外と逢は乗り気で、冬貴に指輪をはめてもらって嬉しそうだ。
「紫の宝石だ!えっと・・・アメジスト?メンカラじゃん!」
「そう!メンカラなんだよ!」
そんな逢に救われたらしい冬貴がメンバーを見回し
「次、つっちゃん!どこがいい?」
「右のー・・・人差し指かな。集中力、夢って」
「オーケー」
月葵の指輪は、白の宝石がはめられている。オパールとかかな。
「絹ちゃんはー・・・左の薬指で良き?」
「良きなわけねぇだろ。・・・右の薬指で」
テンポのいい会話をした絹の指輪の宝石は、タイガーアイのようなきれいな黄色。
右の薬指の意味は、『冷静な判断力』『精神的な落ち着き』だ。
「こた、こたはどうする?」
「左の小指がいいな。チャンスを引き寄せる!」
こたの宝石はおそらくサファイアだろう。
・・・どれも有名な宝石だ。
いくら小さいとはいえ、かなりの金額がしたんじゃないか?
「最後、うーちゃん!」
最後に冬貴が取り出したのは、LUXEONとは色が違う、でも統一感のある金の指輪。
「まったくお揃いだとマズいかなって、色違いにしたよ。宝石はグループカラーのシルバーにしたかったんだけど、なかなくて。ホワイトラブラドライトっていう宝石だよ」
たしかに、銀というよりかは白寄りだが、しっかりと宝石だ。
「あと、指につけると周りの人にバレちゃうかなぁって。だから、ネックレスもあるんだよ。指輪通してつけててね」
いや、その気遣いは確かにありがたいが・・・え?
3ミリくらいの宝石だが、アメジスト、オパール(仮)、タイガーアイ(仮)、サファイア、ルビー(冬貴のもの)、ホワイトラブラドライト・・・。
加えて、
「内側に名前が彫ってある・・・」
「あは、半特注だからね!」
総額いくらしたんだ、これ。
勝負事で賭けて渡すべきプレゼントではないぞ・・・まぁ、賭けてるつもりなんて無かったんだろうが。
「これはメンバーへの愛と、うーちゃんへの恩返しだよ!」
『売れてからはもっと返すよ!』
5年前の、大学卒業時にそんなことも言っていたっけな・・・。
「・・・成長したな。わかった、指輪はネックレスでつけておくよ」
思わずそう呟かずにはいられない、感動よりももっと深いものが胸の中にあふれる。
「えへへ」
「あ、俺もうっさんに渡したいものがあるんだよ」
冬貴は照れくさそうにはにかんだとき、逢がいきなり声を上げた。
「俺さ、MALLOWの公式アンバサダー就任したじゃん?」
「あぁ」
MALLOWとは高級化粧品メーカーのことで、モデルとしても活躍する逢は、MALLOWの公式アンバサダーをしている。
決定したときの喜びようは凄かったな・・・事務所もアパートもぶっ壊しそうだった。
「それで、化粧品いっぱいもらったんだけど・・・絶対期限までに使い切れなくて。もらってくんない?」
「は?・・・MALLOWの化粧品は超高級品だぞ?」
「それを簡単に変えるくらい稼いでるくせに」
「それはお前たちが売れてくれたからな」
MALLOWのロゴが描かれた紙袋にどっさりと入った化粧品。
「このままだと処分だし、使ってあげてよ」
「MALLOWに上から目線だな?・・・わかった、もらうよ」
確かに期限が切れて処分というのはもったいない。
でも、私もあまり化粧品は使わないんだよな・・・いつもマスクしてるから。
MALLOWも期限内に使い切れる量考えて渡してくれよ。
「えー、じゃあ・・・左の中指で!人間関係をスムーズに!」
意外と逢は乗り気で、冬貴に指輪をはめてもらって嬉しそうだ。
「紫の宝石だ!えっと・・・アメジスト?メンカラじゃん!」
「そう!メンカラなんだよ!」
そんな逢に救われたらしい冬貴がメンバーを見回し
「次、つっちゃん!どこがいい?」
「右のー・・・人差し指かな。集中力、夢って」
「オーケー」
月葵の指輪は、白の宝石がはめられている。オパールとかかな。
「絹ちゃんはー・・・左の薬指で良き?」
「良きなわけねぇだろ。・・・右の薬指で」
テンポのいい会話をした絹の指輪の宝石は、タイガーアイのようなきれいな黄色。
右の薬指の意味は、『冷静な判断力』『精神的な落ち着き』だ。
「こた、こたはどうする?」
「左の小指がいいな。チャンスを引き寄せる!」
こたの宝石はおそらくサファイアだろう。
・・・どれも有名な宝石だ。
いくら小さいとはいえ、かなりの金額がしたんじゃないか?
「最後、うーちゃん!」
最後に冬貴が取り出したのは、LUXEONとは色が違う、でも統一感のある金の指輪。
「まったくお揃いだとマズいかなって、色違いにしたよ。宝石はグループカラーのシルバーにしたかったんだけど、なかなくて。ホワイトラブラドライトっていう宝石だよ」
たしかに、銀というよりかは白寄りだが、しっかりと宝石だ。
「あと、指につけると周りの人にバレちゃうかなぁって。だから、ネックレスもあるんだよ。指輪通してつけててね」
いや、その気遣いは確かにありがたいが・・・え?
3ミリくらいの宝石だが、アメジスト、オパール(仮)、タイガーアイ(仮)、サファイア、ルビー(冬貴のもの)、ホワイトラブラドライト・・・。
加えて、
「内側に名前が彫ってある・・・」
「あは、半特注だからね!」
総額いくらしたんだ、これ。
勝負事で賭けて渡すべきプレゼントではないぞ・・・まぁ、賭けてるつもりなんて無かったんだろうが。
「これはメンバーへの愛と、うーちゃんへの恩返しだよ!」
『売れてからはもっと返すよ!』
5年前の、大学卒業時にそんなことも言っていたっけな・・・。
「・・・成長したな。わかった、指輪はネックレスでつけておくよ」
思わずそう呟かずにはいられない、感動よりももっと深いものが胸の中にあふれる。
「えへへ」
「あ、俺もうっさんに渡したいものがあるんだよ」
冬貴は照れくさそうにはにかんだとき、逢がいきなり声を上げた。
「俺さ、MALLOWの公式アンバサダー就任したじゃん?」
「あぁ」
MALLOWとは高級化粧品メーカーのことで、モデルとしても活躍する逢は、MALLOWの公式アンバサダーをしている。
決定したときの喜びようは凄かったな・・・事務所もアパートもぶっ壊しそうだった。
「それで、化粧品いっぱいもらったんだけど・・・絶対期限までに使い切れなくて。もらってくんない?」
「は?・・・MALLOWの化粧品は超高級品だぞ?」
「それを簡単に変えるくらい稼いでるくせに」
「それはお前たちが売れてくれたからな」
MALLOWのロゴが描かれた紙袋にどっさりと入った化粧品。
「このままだと処分だし、使ってあげてよ」
「MALLOWに上から目線だな?・・・わかった、もらうよ」
確かに期限が切れて処分というのはもったいない。
でも、私もあまり化粧品は使わないんだよな・・・いつもマスクしてるから。
MALLOWも期限内に使い切れる量考えて渡してくれよ。

