次の日
父に事情を説明し、私は大学の帰りにアパートに引っ越すことに頼み、ボイストレーナーとダンサーを手配することに成功。
プロだから、彼らをよく伸ばしてくれるはずだ。
色々とルールを決めようと思ったが、彼らは高卒でバイトをして生計を立てている。
売れているわけでもないから厳しいルールがあっては彼らは生きていけないだろう。
そこで私がグループチャットに送ったルールは2つだけ。
『恋愛、パチンコ、カジノ、キャバクラ、闇バイト 禁止』と『ホスト系のバイト 禁止』だ。
アイドルとして駄目なことと、人として駄目なことを盛り込んだだけだから、問題はないだろう。
ついでに
『今日はボイストレーナーさんがレッスンをしてくれるから、10時には地図のスタジオにいて』
というメッセージと地図を送っておいた。
私は特に、卒業するまではなにもしない。
・・・が、彼らは忙しくなるはずだ。
私が卒業するまでは、ただただ実力をつけてもらう。
ご飯などは私が作る予定なので、実質彼らは起きてレッスンをして風呂に入って寝る生活になるだろう。
ただ、よっぽどさいのうがないわけではないなら間違いなく伸びるはず。
私は応援することしかできないけど。
♡────────────────────────♡
大学帰り、父が手配した車に荷物をのせてアパートまで運ぶ。
彼らが作ったのか、アパートの8部屋のうち5つの部屋の扉には、イニシャルが入った、それぞれのメンバーカラーのプレートが掛けてあった。
私はプレートが掛かっていない部屋の鍵を開け、荷物を運ぶ。
何かあったとき用の合鍵を全部屋分、メンバー全員に渡すつもりだ。
ちょうど荷物を運び終わったころ、5人が自転車で帰ってきた。
ちゃんと置いてあった自転車を使っているみたいで一安心する。
徒歩で行くにはスタジオは遠い。
「うーちゃん!おかえりなさい」
「・・・ただいま?そっちもおかえり」
「ただいま!」
ニコニコ笑顔の冬貴が駆け寄ってきて、遅れて他のメンバーも自転車を置いてこっちに来た。
「お疲れ」
「ほんとに疲れたぁ。でもうーやん、ボイトレの先生呼んでくれてありがとう!」
素直にお礼を言ってくれる琥太郎に合わせて4人も頭を下げるので、その頭を撫でておく。
一度共用の部屋に行こうかと階段をのぼる。
「レッスンはどうだった?」
「最初は怒られたけど最終的には筋がいいって褒められたよ。特にお絹がね」
月葵にそう言われて、絹が少し照れくさそうに笑った。
「よかったな、絹。・・・そういえば、部屋が1つ余ってるから、5人の部屋にしようか。5人で話したいときとかに使っていい。もともと仲が良いようだからな」
「うーちゃん・・・ありがとう!」
5人を代表して冬貴がお礼を言い、私が首を横に振る。
「プロデューサーとしてメンバーのプライベートを守るのも仕事の1つだから。仕事をしてるだけだよ」
父に事情を説明し、私は大学の帰りにアパートに引っ越すことに頼み、ボイストレーナーとダンサーを手配することに成功。
プロだから、彼らをよく伸ばしてくれるはずだ。
色々とルールを決めようと思ったが、彼らは高卒でバイトをして生計を立てている。
売れているわけでもないから厳しいルールがあっては彼らは生きていけないだろう。
そこで私がグループチャットに送ったルールは2つだけ。
『恋愛、パチンコ、カジノ、キャバクラ、闇バイト 禁止』と『ホスト系のバイト 禁止』だ。
アイドルとして駄目なことと、人として駄目なことを盛り込んだだけだから、問題はないだろう。
ついでに
『今日はボイストレーナーさんがレッスンをしてくれるから、10時には地図のスタジオにいて』
というメッセージと地図を送っておいた。
私は特に、卒業するまではなにもしない。
・・・が、彼らは忙しくなるはずだ。
私が卒業するまでは、ただただ実力をつけてもらう。
ご飯などは私が作る予定なので、実質彼らは起きてレッスンをして風呂に入って寝る生活になるだろう。
ただ、よっぽどさいのうがないわけではないなら間違いなく伸びるはず。
私は応援することしかできないけど。
♡────────────────────────♡
大学帰り、父が手配した車に荷物をのせてアパートまで運ぶ。
彼らが作ったのか、アパートの8部屋のうち5つの部屋の扉には、イニシャルが入った、それぞれのメンバーカラーのプレートが掛けてあった。
私はプレートが掛かっていない部屋の鍵を開け、荷物を運ぶ。
何かあったとき用の合鍵を全部屋分、メンバー全員に渡すつもりだ。
ちょうど荷物を運び終わったころ、5人が自転車で帰ってきた。
ちゃんと置いてあった自転車を使っているみたいで一安心する。
徒歩で行くにはスタジオは遠い。
「うーちゃん!おかえりなさい」
「・・・ただいま?そっちもおかえり」
「ただいま!」
ニコニコ笑顔の冬貴が駆け寄ってきて、遅れて他のメンバーも自転車を置いてこっちに来た。
「お疲れ」
「ほんとに疲れたぁ。でもうーやん、ボイトレの先生呼んでくれてありがとう!」
素直にお礼を言ってくれる琥太郎に合わせて4人も頭を下げるので、その頭を撫でておく。
一度共用の部屋に行こうかと階段をのぼる。
「レッスンはどうだった?」
「最初は怒られたけど最終的には筋がいいって褒められたよ。特にお絹がね」
月葵にそう言われて、絹が少し照れくさそうに笑った。
「よかったな、絹。・・・そういえば、部屋が1つ余ってるから、5人の部屋にしようか。5人で話したいときとかに使っていい。もともと仲が良いようだからな」
「うーちゃん・・・ありがとう!」
5人を代表して冬貴がお礼を言い、私が首を横に振る。
「プロデューサーとしてメンバーのプライベートを守るのも仕事の1つだから。仕事をしてるだけだよ」


