「今年度卒業だから・・・本格活動はその後からになるけど」
「それでいいです!」
「そう。じゃあ期限は5年。5年以内にデビューできなければ、これはおしまい。それでいいね」
「・・・はい!お願いします!あ、自己紹介しますね」
そういえば誰も名乗っていなかったな・・・。
お互いのことを全く知らずに、アイドルとプロデューサーになってしまったわけだ。
見ず知らずのお節介な通行人にプロデューサーを頼むこの子たちもだけど、それを受けちゃう私も大概だ。
まぁ、言い訳をするなら『八尋』は聞いたから・・・。
「俺たちはLUXEONっていう名前で活動してるアイドルで。リーダーで赤色担当の双葉冬貴、19歳です」
冬貴はやっぱりリーダで、人間離れした美しいルックスを持っている。
「白色担当の氷室月葵、18歳です」
月葵は柔和で穏やかな雰囲気を出す、王道王子様系。
「黄色担当の冷泉絹亜、18歳です」
絹亜は王道アイドルというよりは、儚くドライな感じの美青年だ。
「紫担当の雛野逢翔、19歳です」
逢翔は大人っぽくすらりとしたスタイルを持つモデルのような子。
「青色担当の八尋琥太郎です、17歳です!2年前に加入しました!」
最年少の琥太郎は無邪気な盛り上げ隊長だろうか。
まさか『八尋』が苗字だとは思わなかったけど。
「佐伯雨瑠、22歳。水殿大学4年です」
「・・・え?水殿大学?あの名門私立の?」
「・・・たぶんそう。イメージがひとり歩きしてるところもあるけど」
「えぇぇ⁉金持ち⁉うわ、まじか・・・」
たしかにうちは財閥だし、私はすでにフランス人の父から資産としてマンションや土地などをもらい受けている。
どうしようかなーと思っていたところなので、この子たちを育てるために売ってしまおうか。
「今はどこに住んでるの」
「実家から通ってます!」
まさか、このメンバー全員が都内に住んでいるわけではないだろう。
「一番遠いのは愛知の絹ちゃんですね」
そんなの新幹線代だって馬鹿にならないはずだ。
「アパートもってるからそこ住んでいいよ」
「ア、アパートもってる・・・?」
「うん。8部屋あるから気にせず使って。ローンもないからお金は取らない」
「え、えぇ・・・」
「とりあえず話もしたいからアパートまで来て」
育てると決めた以上、夢を見させるだけでは駄目だ。
どこよりも売れるグループになれるよう、私自身が動かないと。
「それでいいです!」
「そう。じゃあ期限は5年。5年以内にデビューできなければ、これはおしまい。それでいいね」
「・・・はい!お願いします!あ、自己紹介しますね」
そういえば誰も名乗っていなかったな・・・。
お互いのことを全く知らずに、アイドルとプロデューサーになってしまったわけだ。
見ず知らずのお節介な通行人にプロデューサーを頼むこの子たちもだけど、それを受けちゃう私も大概だ。
まぁ、言い訳をするなら『八尋』は聞いたから・・・。
「俺たちはLUXEONっていう名前で活動してるアイドルで。リーダーで赤色担当の双葉冬貴、19歳です」
冬貴はやっぱりリーダで、人間離れした美しいルックスを持っている。
「白色担当の氷室月葵、18歳です」
月葵は柔和で穏やかな雰囲気を出す、王道王子様系。
「黄色担当の冷泉絹亜、18歳です」
絹亜は王道アイドルというよりは、儚くドライな感じの美青年だ。
「紫担当の雛野逢翔、19歳です」
逢翔は大人っぽくすらりとしたスタイルを持つモデルのような子。
「青色担当の八尋琥太郎です、17歳です!2年前に加入しました!」
最年少の琥太郎は無邪気な盛り上げ隊長だろうか。
まさか『八尋』が苗字だとは思わなかったけど。
「佐伯雨瑠、22歳。水殿大学4年です」
「・・・え?水殿大学?あの名門私立の?」
「・・・たぶんそう。イメージがひとり歩きしてるところもあるけど」
「えぇぇ⁉金持ち⁉うわ、まじか・・・」
たしかにうちは財閥だし、私はすでにフランス人の父から資産としてマンションや土地などをもらい受けている。
どうしようかなーと思っていたところなので、この子たちを育てるために売ってしまおうか。
「今はどこに住んでるの」
「実家から通ってます!」
まさか、このメンバー全員が都内に住んでいるわけではないだろう。
「一番遠いのは愛知の絹ちゃんですね」
そんなの新幹線代だって馬鹿にならないはずだ。
「アパートもってるからそこ住んでいいよ」
「ア、アパートもってる・・・?」
「うん。8部屋あるから気にせず使って。ローンもないからお金は取らない」
「え、えぇ・・・」
「とりあえず話もしたいからアパートまで来て」
育てると決めた以上、夢を見させるだけでは駄目だ。
どこよりも売れるグループになれるよう、私自身が動かないと。


